救急車を呼ぶ前に

 

救急車を呼ぶタイミングってみなさん迷われると思います。

「救急車を呼ぶほどではないのではないか」
「救急車を呼んで周囲に住んでる人も集まってくるし」
「かといって苦しそうだし」
「救急車を呼んだことないから料金とか心配だし」←(料金はかかりません。でもタクシーがわりに呼ぶのはやめてくださいね。H24年8月現在)

医療のいちおプロの僕でも迷うことがありました。

 

一度、あるおばあちゃんをひとりで診ていることがありました。

おばあちゃんはちょうど僕のマッサージ中にお腹が痛くなって苦しみはじめたわけなのですが

僕     「おばあちゃん、救急車呼びましょうか?」

おばあちゃん「いや、娘に迷惑がかかるので絶対呼ばないで」

僕     「いや、でも万が一もありますから」

おばあちゃん「絶対に呼ばないで」

僕     「ほんとに大丈夫ですか」

おばあちゃん「うう。大丈夫。。。」

こんなやりとりが幾度か続いていましたが・・・・・

あるとき、【ある瞬間】、おばあちゃんの顔が

まさに顔面蒼白

【鬼の形相】になって

僕     「大丈夫ですか」

おばあちゃん「大丈夫・・・・じゃ・・・・ない・・・」
このときは自分の鍼マッサージのプロとしての人生でほんとにまれにあせりました。

おばあちゃんは「娘に迷惑がかかるから絶対呼ばないで!」って言い続けていたのですが

その患者さんの意思優先で救急車を躊躇していた僕はたいへん後悔しました。

まさにそのおばあちゃんもそうですが、僕も「さーっ」と血の気が引いたのを覚えています。

「大丈夫・・・・じゃ・・・・ない・・・」

と言われたときはもう遅いのです。

「僕の判断の有無でこの方が命を失ってしまうかもしれない」

この恐怖はいまも鮮明に思い出せます。
あわてて救急搬送。

結果はおばあちゃんは腹膜炎でした。命もとりとめました。

ご家族の娘さんにも感謝されました。

しかし自分では救急車を呼ぶタイミングをミスしたといまでも思っています。

「先生、おおげさなんだから」と笑い話で言われた方がまだよかったのです。

 

 

<救急相談センター 小児の救急相談 電話番号>

というわけで一般の方がこのような微妙な事態にあったときはどうすればよいでしょう。

仮にご家族のだれかがなにかの症状で苦しんでるとしましょう。

「救急車を呼ぶべきか、呼ばないべきか」

この場合、僕からのアドバイスは

1.「恥をかいてでもいいので多少早く呼ぶこと」です。
もちろんタクシーがわりに救急車を使ってはいけません。それは賢明な読者さまだったらおわかりですよね。

2. 次にかかりつけの病院にいまの症状を電話して、救急車を呼んで病院に来てもらうかどうか判断してもらう。

3.「救急車を呼ぶ前に」どうしても迷う場合は各地の救急相談センターを利用するのもありでしょう。

この3番

各地の救急相談センターですが、知っていましたか?

全国の認知度では電話番号まで知っているという人は全体の5%だそうです。

東京都 短縮ダイヤル「#7119」

例えば東京都では、東京消防庁救急相談センターの電話番号は、短縮ダイヤル「#7119」です。
24時間対応で年中無休ですので、むやみやたらと救急車を呼ぶ前に、それほど緊急性がないと思える場合は、
こちらの救急相談センターに相談しましょう。
その他の県などでも、同じようなサービスを行っています。
お住まいの県のホームページなどで、連絡先の電話番号やサポート内容を調べておきましょう。

小児の救急相談 全国一律「#8000」

小児を対象にした救急相談電話は、厚生労働省が事業を管理していて、
短縮ダイヤル「#8000」という全国一律の電話番号があります。
この短縮ダイヤルをプッシュすることにより、お住まいの都道府県の相談窓口に自動転送され、
小児科医師や看護師から、子供の症状に応じた適切な対処方法や、受診する病院のアドバイスを受けられます。
(ただし、沖縄県では実施していません。)

 

<民間救急車を利用するという方法もあります>

交通手段がない場合は、民間救急車を利用しましょう

東京都の場合、“緊急性はないけれども、病院までの交通手段がない”という時は、
財団法人東京救急協会が運営する「東京民間救急コールセンター」に連絡してみましょう。
東京消防庁が認定した民間救急車や、サポートCab(救命講習を修了している運転手が乗務するタクシー)を案内しています。
東京民間緊急コールセンター(9時~17時 年中無休)  0570(039)099

(一部引用元 ttp://www.kenko.or.jp/topics/0126/118_03.html (先頭にhをつけてください))
<まとめ>

これらの方法で、救急車を呼ぶ前にできる心構えはほぼできるとおもいます。

誰にでもできる健康ナビとしては、このようにおひとり、おひとりが健康のプロになることを望んでいます。

参考にしていただければ幸いです。

 

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